４３歳の中日・山崎、来季も現役！２６日に正式決定へ

中日・山崎武司内野手（４３）の来季現役続行が２５日、明らかになった。２６日に行われる編成会議で正式に決定する予定。また、来季プロ３０年目となる現役最年長・山本昌投手（４７）の現役続行も、同会議で正式決定する見込みだ。

来季のＶ奪還を目指す中日が山崎、山本昌との来季契約を大筋で固めた。打倒巨人への第一歩となる初の編成会議を翌日に控えたこの日、高木監督は、山崎が来季構想に入っているかを問われ「入ってますよ」と明かした。

山崎は現在、左手薬指骨折からの完全復調を目指し２軍調整中。４日の出場選手登録抹消後、ナゴヤ球場で治療とリハビリに励み、１６日に打撃練習を再開。２１日のウエスタンリーグ・広島戦で実戦復帰し、１軍再昇格への準備を整えている。

昨季、楽天から戦力外通告を受けた際、１０年ぶり古巣復帰を後押ししてくれたのが高木監督。来季も必要としてくれた指揮官の思いに、山崎は「そうやって言ってくれるのはうれしい。シーズンが終わってＣＳも終わってから、来季どうするのかは考えたい」と胸中を明かした。

１０月１３日からのＣＳファーストＳを見据え「自分もＣＳメンバーに入りたい」と意欲を示した４３歳。同級生の阪神・金本は引退を決めたが、プロ２７年目となる来季もバットを振り続ける。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120926-00000011-dal-base

広島、バリ＆ミコ＆エルド３助っ人残留へ…サファテは流動的

広島が、ブライアン・バリントン投手（３２）、キャム・ミコライオ投手（２８）、ブラッド・エルドレッド内野手（３２）の３助っ人を来季残留させる方針であることが２４日、分かった。デニス・サファテ投手（３１）ら他の助っ人に関しては、現在調査中の新外国人選手と比較した上で、契約するかどうかを判断する。来季の助っ人陣容は投手３人、野手３人を基本とし、人選を進めていく。

ＣＳ進出が難しくなってきた中、球団は着々と来季の戦力構想を進めている。来季の新外国人選手候補として投手、野手、合わせて大量３０人をリストアップ。球団首脳は「どういう選手が獲得できるか、今いる選手との比較になる」と話し、今後の方針を練っていく考えを明かした。

現有の投手ではバリントン、ミコライオが残留の方向。バリントンは今季、２７試合に投げ、６勝１４敗、防御率３・４１。昨季の１３勝１１敗、防御率２・４２を下回る成績ながら、援護に恵まれなかった面もあった。開幕からローテを守り、投球回数は前田健に次ぐチーム２位の１６３回２／３と、ゲームメーク能力は高い。

ミコライオは１年目の今季、５月終盤から抑えを務めるなど１８ＨＰ、１９セーブ。２０５センチの長身から投げ下ろす１５０キロ台中盤の直球には威力があり、勝利の方程式には欠かせぬ右腕だ。

球団首脳も「比較にはなるが、彼らより優れた選手はなかなか出てくるものではない。確保しておかんと難しい」と、契約に前向きだ。

野手では今季途中、７月中旬から加入したエルドレッドの残留が基本線。５５試合に出場して打率・２６６、９本塁打、３０打点。一塁の守備が栗原と重なるが、外野の経験もある。終盤戦、貧打に苦しんだチームには貴重な大砲だ。

バリントンは２年契約が終了し、３年目は新たに契約を結ぶ必要がある。ミコライオ、エルドレッドに関しては、２年目は球団が権利を行使すれば契約が更新される。

昨季抑えを務めたサファテの残留は流動的だ。昨オフ手術した鼠径（そけい）ヘルニアの影響で安定感を欠き、今季途中から抑えの座を失った。ただ１５０キロ超の剛球は魅力で、新たな戦力との実力比較となる。

米国に帰国して手術を受け、現在リハビリ中のニック・スタビノア外野手（３０）と、右肘を痛め３軍リハビリ中のブライアン・バーデン内野手（３１）の残留は微妙。いずれも回復具合を確かめた上で判断する。

来季の助っ人は投手３人、野手３人が基本。役割、ポジションなどを見極めながら、１１月末までに陣容を固めていく。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120925-00000021-dal-base

阪神・平野獲り！二遊間補強に着手…ＤｅＮＡ

ＤｅＮＡが、今季途中に国内フリーエージェント（ＦＡ）権を取得した阪神・平野恵一内野手（３３）の獲得を目指していることが２４日、分かった。今オフ、最大の補強ポイントは投手だが、手薄な二遊間の補強にも着手。内、外野を守れる平野が加われば、起用の幅が広がる。

チームは今季途中、石川、梶谷、山崎など二遊間を守れる選手が相次いで故障で離脱し、内野手の駒不足に苦しんだ。楽天から移籍した内村が奮闘しているが、巻き返しに向けセンターラインの強化は不可欠。平野は現状、ＦＡ権の行使について明言は避けているが、本人の意思も含めて慎重に調査を進めていく。

平野は昨年まで２年連続でベストナイン、ゴールデングラブ賞を獲得。１０年には自己最高の打率３割５分、５９犠打をマークした。地元、神奈川の桐蔭学園高出身で、中学時代、目黒西シニアで二宮至外野守備走塁コーチ（５８）から指導を受けた縁もある。持ち前の機動力とガッツあふれるプレー、明るい性格はチームカラーにピッタリだ。

http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20120924-OHT1T00266.htm