ダルに反則投球疑惑！？「球に汗つけている」

　【フェニックス（米アリゾナ州）１２日（日本時間１３日）】米大リーグ、レンジャーズのダルビッシュ有投手（２５）に反則投球疑惑が持ち上がった。
ライバル球団の偵察スカウトが指摘したもので、レッドソックスの松坂大輔投手（３１）も１年目に宣告されている。オープン戦２度目の先発となる、１３日（同１４日）のインディアンス戦でも一挙手一投足が注目される。

注目されている証拠なのか、それとも揺さぶりか。
１３日（同１４日）のインディアンス戦に先発するダルビッシュに今度は反則投球疑惑が持ち上がった。
「マウンド上で（左）腕や首、髪（襟足）を触った手で、そのままボールを触りすぎている。球審によっては“汗をつけている”と判定されるし、抗議する球団も出てくるだろう」
反則投球を指摘したのは、ライバル球団の偵察スカウトだ。ダルビッシュがオープン戦に初先発した７日（同８日）のパドレス戦をネット裏で視察。マウンドを降りずに一連の行為を繰り返したことを問題視した。ダルビッシュは１０日（同１１日）のフリー打撃で投げた際も、汗でぬれた襟足などを触った右手で、そのまま投球することが多かった。

実は、松坂もメジャー１年目の２００７年に、この“大リーグの洗礼”を浴びている。パイレーツとのオープン戦でクレームを受けた。７月２４日のインディアンス戦ではマウンド上で首の汗をぬぐった右手でボールを触った直後、球審から反則投球でボールと宣告された。入札金と総年俸を合わせて松坂に続く「１億ドルの日本投手」となったダルビッシュも、同じ轍を踏む危険性があるのだ。

大リーグの公式球は日本より滑りやすいといわれている。ダルビッシュは適応に自信をみせていたものの、オープン戦が行われているアリゾナ州は周囲に砂漠があり、非常に乾燥している。滑りやすい場合は、マウンド後方でボールをこねるなど大リーグ流を覚える必要がありそうだ。

ダルビッシュは、オープン戦初先発で７つの球種を投げるなど、多彩な変化球が武器。紛らわしい行為を続ければ、ライバル球団が抗議して精神的な揺さぶりをかけてくる可能性もある。前回先発した際のコメント騒動では、過敏ともいえる反応をしており、偵察スカウトの間では精神的な揺さぶりは効果的という声もある。

今季ア・リーグ３連覇を狙うレ軍のカギを握る存在のダルビッシュ。公式戦に向けたダル攻略の駆け引きは、水面下で始まっている。

http://www.sanspo.com/baseball/news/20120314/mlb12031405080004-n1.html

ヤンキースの黒田は登板翌日で、筋力トレーニングに時間を割いた。前日は左の強打者が多い
ア・リーグ東地区での投球を想定してカットボールをテーマに投げた。「どんなカウントでも
全球種を投げられるようになりたい」と意気込む。

ア東地区は本拠地ヤンキースタジアムを含め、狭い球場が多いことでも知られる。それについては
広島時代に広島市民球場で投げていた右腕は「あれ以上に狭い球場はない。そこで鍛えられているから」。
練習後は同地区の宿敵、レッドソックスとのナイターを観戦した。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/03/14/kiji/K20120314002825460.html

イチロー初盗塁「そら行くでしょ」

＜オープン戦：マリナーズ６－４レンジャーズ＞◇１２日（日本時間１３日）◇アリゾナ州ピオリア
マリナーズ・イチロー外野手（３８）は２打数無安打だった。イチローのコメント。
「（オープン戦初盗塁。６回に二盗）別に。あれだけ（ピッチャーのネーサンが）足を上げていたら、そら行くでしょ。（足の速くない）モンテロでも行くわ」。
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20120313-916640.html


イチロー抗議「だって（セーフ）明らか」

マリナーズのイチロー外野手（３８）と川崎宗則内野手（３０）が、レンジャーズ戦に先発出場。それぞれ３打席に立ち無安打に終わった。
６回、オープン戦初盗塁を決めたイチローは５番カープの左前で本塁突入も憤死。際どいタイミングにジョイス主審に抗議した。
「だって（セーフが）明らかですからね」とイチローは抗議を振り返った。試合は６－４でマリナーズが勝った。
http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20120313-916623.html