Ｇ００７腰抜かした！虎・福留、弾丸二塁打

阪神春季キャンプ（１３日、宜野座）衝撃デビューや！　阪神・福留孝介外野手（３５）が１３日、紅白戦に白組の「５番・右翼」で出場し、第２打席で右中間へ弾丸二塁打を放った。バックネット裏の巨人スコアラーは「ビックリするぐらいヤバイ」と驚がくの表情。快音発進の裏側で乱調の小嶋達也投手（２７）には試合中に助言。ニューアニキが虎を変える！

打球が輝きながら糸を引くように伸びていった。二塁手の頭上を越え、右中間の芝生の雨粒を弾き飛ばした。福留の衝撃デビューに宜野座が震えた。

「この時期なんで真っすぐに対し、しっかりとスイングできるかなと考えて振っただけ。たまたまヒットになったというだけです。打席に立っただけ。打ったからどう、打たなかったからどう、というのはないですね」

ハイライトは１点を追う四回二死一塁。白仁田の１４４キロ直球を一閃した。右翼の田上が浅い位置で捕球したが、一気に加速。二塁へ右足から滑り込んだ。

「走れるということは足が元気な証拠ですね」

カウント２－１から低めのストレートをとらえた。和田監督は「現時点であそこをさばけるのはいい仕上がりをしている。本人はまだまだ上がりますよと思っていると思う」と絶賛。好走塁については「『当たり前ですよ』とサラリといえるくらいの選手。チームも見習わないと」と目を細めた。

衝撃デビューにネット裏の００７部隊も戦々恐々。巨人・三井編成本部統括ディレクターは「かなり仕上がっている。上下のバランスが合ってきた。打撃はビックリするぐらいヤバイな」と腰を抜かした。古巣中日の佐藤スコアラーも「年齢的に脚力がどうかなと思っていたが、積極的に走れている。衰えを感じないね」と頭を抱えた。

８日には読谷村内のホテルで南球団社長主催の“新メンバー会”に出席。日高、西岡ら新加入選手と鉄板焼きに舌鼓を打ち、野球談義に花を咲かせた。南社長が「福留はとにかく練習するね」とうれしそうに話すほどの練習の虫。充実した日々とともに、チーム内に化学変化を起こしている。

制球難で押し出し四球など２回１失点と苦しんだ小嶋がベンチに戻ってくると直接ゲキを飛ばした。「ベース上で勝負しないと。外した球を投げてもなかなか打者は振らない。追い込んだらベース上で勝負しないと」

垣根なく気がついたことは言う。昨季限りで引退した金本知憲氏（４４）に代わる新アニキ誕生の予感が漂う。

新たな虎の看板に躍り出た男は「これだけのファンの方が見てくれている。手は抜けないし、選手としてみられるのはいいこと。楽しんでいます」と笑った。紅白戦後の特打では１７３スイング中で２０発。肝っ玉男が８年ぶりの優勝を引っ張る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130214-00000027-sanspo-base

菅野　球種伝えて空振り奪った！バットへし折った！

黄金ルーキーの成績表は花丸二重丸だ！巨人のドラフト１位・菅野智之投手（２３＝東海大）が１３日、沖縄・那覇での２次キャンプ初日にフリー打撃に初登板。大田泰示外野手（２２）らを相手に３６球を投げ、直球とカットボールで４度の空振りを奪った。侍ジャパン代表候補８人が抜け、若手中心の沖縄。原辰徳監督（５４）は１４日の紅白戦から実戦での成績表を宿舎内に貼り出すプランを披露。若手の競争意識に火を付ける狙いで、まずは菅野が快投で「満点回答」だ。

打者に球種を伝えて投げるフリー打撃。プロならバットに当てることは簡単である。菅野はそれさえ許さなかった。大田と藤村を相手に計４度も空振りを奪った。

「思ったよりも投げられた。投げた感覚として腕も振れていたし、バランス良く投げられた」

課題だった直球に球威が戻った。最速は１４５キロ。東海大相模時代の１学年後輩である大田には安打性３本を打たれたが、９球投じた直球で４球ファウルと前に飛ばすことを許さなかった。カットボールで空振りも奪った。藤村には安打性なしで空振りは３度。内角のカットボールでバットをへし折り「（直球は）キャンプに入ってから、力的にはきょうが一番良かった」と振り返った。

宮崎キャンプでは６度のブルペン入り。だが「真っすぐがダメです」と納得せず、宿舎では川口投手総合コーチとともに投球フォームの映像を確認した。フィニッシュ時に踏み出した左足に体重が乗り切らず、球に力が伝わっていなかった。

そのため右腰をしっかりと回転させ、左足に体重が乗るように意識した。さらに菅野は「あると思いますね」という。「ある」とは、プロで初めて打者相手に投げ、芽生えた闘争心である。左足に体重が乗り、ボールに力強さが戻った。川口コーチは「今までで一番良かった。いい投手というのは打者が立つと違ってくるもの」と称賛した。

「まだまだコントロールがダメ。宿舎に戻ってから“あのボールはどうだった？”とか聞いてみます」。球威に制球力も備わってこそ、プロで勝負できる。だから菅野は満足していない。それでも、原監督は「順調じゃないでしょうか？一歩ずつ前進しているように見えます」と合格点を与え、開幕ローテーション入りへ期待を寄せた。

次回は１６日の紅白戦に登板予定。菅野は鋭い視線で言った。「きょうは球種が分かった中での対戦でしたが、次はある意味ガチンコ勝負」。初の実戦でさらにスケールアップした姿を見せる。

▼大田　やっぱり真っすぐがいい。回転数が多い。カットもワンシームも良かった。内角に沈み込むワンシームは嫌だった。

▼藤村　（捕手の実松に）内角低め（の直球）はカットすると言われていたけど、思っていたより鋭く曲がった。智（菅野）の登板は注目されるので自分もアピールしたかった。

http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/02/14/kiji/K20130214005190860.html

元楽天・中村真人が引退の意思固める

昨季まで楽天でプレーした中村真人外野手（３１）が現役引退の意思を固めたことが１３日、わかった。楽天を戦力外になった後も千葉県内で自主トレを行うなど、現役続行に強い意欲を示していた。韓国球界入りも視野に入れていたが、最終的にオファーは届かず、この日までに引退を決断した。

今後は仙台市内で飲食店の経営を行う。「４月ごろから営業します。野球ファンが集うようなバーなどをやる予定です。寂しいけど引退は仕方ない。楽天の優勝を陰ながら応援します」と語った。

http://www.daily.co.jp/baseball/2013/02/14/0005739448.shtml

キヨシ監督、ドラフト改革直訴していた

ＤｅＮＡ春季キャンプ（１２日、宜野湾）中畑監督が、１１日にキャンプを訪れた加藤良三コミッショナーにドラフト制度の改革を訴えたことを明かした。

昨年は、１年間浪人した菅野（東海大）を巨人が単独指名し、大リーグ挑戦を明言していた大谷（花巻東高）は日本ハム入り。

「１２球団の戦力を均等にするという意味では、シンプルに弱いチームから指名すべき。最下位だから言いにくいが、（現役時代に）選手会の会長をしていたこともあり言わせていただいた」とウエーバー制導入を熱望した。

http://www.sanspo.com/baseball/news/20130213/den13021305020000-n1.html

阪神先発要員“不足”の事態　５、６番手候補数はいてもメド立たず

今季の阪神は久保康友投手（３２）を抑えに回したため、先発要員が不足する危険な事態を迎えている。能見篤史（３３）、岩田稔（２９）、メッセンジャー（３１）、スタンリッジ（３４）の４投手はある程度計算できるものの、あとに続く人材に窮しているのが現状だ。

「キャンプは西岡（剛内野手）、福留（孝介外野手）、コンラッド（内野手）の加入で活気を呈しているが、攻撃力のアップだけではとても優勝は望めない。野球はやはり投手力。ここに不安がある限り阪神を買うことはない」と有力ＯＢで評論家の１人は断言する。

先発５、６番手の候補者はゴロゴロいる。１軍の宜野座には榎田大樹（２６）、伊藤和雄（２３）、二神一人（２５）、鶴直人（２５）、岩本輝（２０）、２軍の安芸には安藤優也（３５）、歳内宏明（１９）、秋山拓巳（２１）…。

「数はいてもメドとなるとまだまだ。首脳陣がルーキーの藤浪（晋太郎投手）を異例の１軍に抜てきした背景にはそれもある。あわよくばと期待をこめた選出だろう。本当に投手力がよければ日本ハムの大谷（翔平投手）同様、２軍からスタートさせてもよかったのだから」と先のОＢ。

過去の実績からいくと榎田や安藤が浮上するが、榎田はオフに左ひじを手術したばかり。安藤も２０１０年以降は２勝（３敗）、０勝（０敗）、３勝（７敗）と下り坂だ。

「昨季まで中継ぎの鶴に先発テストを課そうとしているあたりにも、首脳陣の不安と焦りがのぞく。現状ではとても巨人や中日の投手力に対抗できない」（同ＯＢ）とどこまでも手厳しい。

初対外試合となった日本ハムとの練習試合（１０日、名護）では、先発した岩本が３回を２安打無失点に抑え首脳陣を喜ばせた。今後もこんな朗報が舞い込めばいいのだが…。

http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20130213/bbl1302130709001-n1.htm

ゴンお気に入りは大谷

ロッテの新助っ人ゴンザレスが日本ハムの“二刀流ルーキー”大谷翔平投手（花巻東）にぞっこんだ。同僚のグライシンガーが「どうせハンカチーフガイ（斎藤）と同じでメディアがまた騒いでいるだけだろ」と連日の大谷フィーバーを冷やかすと、ゴンちゃんは「俺はテレビで投球と打撃を見たけど、あいつ（大谷）はスーパースターになるぞ！」と真顔で猛反論。

オープン戦では一軍帯同の可能性があること知り「食事に誘ってみようかな。メジャー志望ならいろいろ教えてやれる」と目を輝かせた。

http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/104366/